合川町の家
古くからの住宅地、南東をS字にくねった道路に面する、やや変形の敷地である。
クライアントの要望は、雨の日でも使える深い庇のあるテラスと、リビングと繋がり家族皆で使える図書室が欲しいということであった。
リビング、キッチン、ダイニング、テラスを田の字に配し、リビングに接する図書室は格子で仕切った半独立空間である。またそれらの部屋は階段、吹き抜けを介して2階個室とも繋がる。
この家は、ひとまとまりの空間の中に、それぞれの場の繋がり方の僅かな違いにより多様なシーンが生まれる。
テラスはダイニングと同じ屋根の下にあるカバードデッキとした。時に応じた暮らしに欠かせぬ場となっている。